HYPER LIFE

双極性障害でセクシャルマイノリティな筆者が日々を綴る

個人が特定できそうなプロフィール ④

中学校(後半)

女の子の初恋

話は少し戻るが、私の優等生の殻は中2で完全に破れた。
もともと明るいカラーの学校であったが、バッチリその色に染まってしまったのだ。
中2で同じクラスになった友達と仲良くなり過ぎて、もう毎日が楽しくて、友達が大好きで学校が大好きだった。女子校を思いっきり楽しんでいた。学級委員なんて遠い昔の話になり全くもって選ばれず。

代わりにバスケ部を頑張り過ぎていたために、生徒会の体育委員を努めるようになった。前述の通り、わりと人気があったため、学校全体の選挙で生徒会中央委員にまで成り上がる。私自身は向いてないなと判断し、翌年からは辞退するようになるのだが。

 

よろしくないことに遊び過ぎて成績はガタ落ち。バスケ部は成績優秀者の多い部活であっただけに、先生にも「前代未聞」まで言われる始末。悔しくて勉強を頑張るも、波は大きく、そんな状態で高校にエスカレーターで進学していった。

 

その折、中3で仲良くなった子のことがなんとなく気になり始める。
もうとにかくいつも一緒にいたくて、女子校のスキンシップの多さを逆手に取り、べったりだった。毎晩のように電話をしていた。そのころは家電(いえでん。若者よ、分かるかい?家の電話で毎日電話してたんだよ)でしたね。

 

同じく中3で初めての彼氏ができる。
彼氏というよりは、徐々に周りが彼氏を作り始めたから私もって程度。
きっと相手の男の子も同じだったろうね。
友達としては良かったけど、結局1年近く一緒にいたのにチューもせずに終わった。

 

高校

バイセクシャル」との葛藤

相変わらず成績破綻者のまま学校のことは大好きで、友達に会いに、先生に会いに、部活をしに、学校に登校していた。もうこの頃は常にハイテンションで、双極性障害躁状態の始まりかとも思えてしまう。とにかく毎日楽しく生きていた。
親に感謝。学校に感謝。友達・先輩・後輩に感謝。

 

そして中3での気になる子とは、高1でも同じクラスになれた。嬉しかった。
その頃には、もう大好き過ぎて、いつも一緒にいたので周りからも「あの二人ヤバイよねー(笑)」と言われていたが、お互い彼氏がいたのでそれ以上の話にはならなかった。

 

そ、ここで小学校時代の意地悪男子Bと付き合うことになる。
なんでか知らんが、数回会ってるうちに「おまえ俺の彼女ってことになってるから」とか言われた。なにそれ、なんかムカつく。「ぼくのは?」と寂し気に訴えていたあの子とは段違いの上から目線。
けどいつの間にやら好きになっていた。それもかなり。でも恥ずかしくうまく伝えられず。

そんな彼への静かな想いとは裏腹に、クラスの気になる子にはどんどん想いが募り、この頃から「自分はバイセクシャルなんじゃないだろうか」と葛藤が始まる。

ここら辺の話はまた後日

 

結局、高3まで成績破綻者であったため、大学は推薦で決まった。

とにかくこの6年間で、私の性格はとても明るくなり、小学校時代”先生の子分”だった規律を守り過ぎる性格もだいぶ砕け、運動神経は抜群になり、成績は下がり、友達は増えた。良いんだか悪いんだか分からないが、そのどっちもだと私は思う。
けれど、この学校でできた友達は、今でも仲が良く、生涯の友と断言できる。