HYPER LIFE

双極性障害でセクシャルマイノリティな筆者が日々を綴る

個人を特定できそうなプロフィール ③

中学校(前半)

LGBTの目覚め?

当初、女子校に進学する気なんてさらさらなかったため、しぶしぶ通うことにする。
なぜなら合格できたのがこの学校だけだったし、受験前に外観を見学したときに、きれいだなーと素直に思えたので、公立中学ではなくこちらの私立女子校に進学することとした。
(今ではけっこうな偏差値の人気校となっていてびっくり)

 

初めて教室に入ったオリエンテーション、入学式、どこ見ても女子だらけで面食らった。
部活紹介では、軽音部で「キャー!○○センパーイ!」ってのも知った。
女の子はミーハーなのだ。
まさか自分が翌年以降、この対象になるとは思ってもみなかったけれど。

 

初めて帰国子女と触れ合い、なんでもズバズバ言う姿勢にカルチャーショックを受けた。
私同様、高偏差値の中学受験から滑り止めで来た頭の良い子も大勢いるので、勉強しないと好成績は取れない。小学校では優等生で来たのを一気に崩されたのもここだった。

 

部活はいろいろ迷った挙句、母親の勧めというかほぼ強制(だって他の部活に入りたいって言うと、その部活の短所ばっかり言うんだもん)で、運動部で最もキツイ部活に入部。
それは母親も6年間続けていたバスケ部である。

 

バスケ部

とにかくきつかった。最初の頃は全身筋肉痛で、体育の時の体育座りもプルプルしながら。
練習は中高一緒。先輩は厳しいし、一年生は下働きでやること多いし、早く行かなきゃならないし、訳も分からない状態で体育会系の上下関係に入り込んでいき、いつの間にかそれが身についていた。

 

けどやっぱり運動部の花形、バスケ部は目立つ。
当然、学校全体から人気のある先輩もいる。もれなく私も憧れた。
そんな中1を過ごし、中2になって初めて後輩ができると、知らないうちに私を見るとキャーキャーしてくれる後輩たちができた。

 

それが私のセクマイ(セクシャルマイノリティ)原点に行き着く気がする。

 

髪をすっごく短くして、普段の服装もボーイッシュだった。
そんなところに「カッコイイ」なんて言われたらねぇ。調子に乗りますわ。

 

女の子ってかわいいな、と思うようになった十代でした。
それが卒業まで続く。